久しぶりに歯医者に行きました。
以前埋めてもらった部分が取れてしまい、知覚過敏のようになってしまったのです。
小さな隙間を埋めるだけの簡単な治療だと思っていたのですが、
「前の詰め物を削るので麻酔をします」と言われました。
そこまで心の準備はしていなかったけれど、仕方ない。大人です。
麻酔なしよりは、ずっといい。
久しぶりの麻酔。
最初はチクッ。
そして薬を入れている間、ぐーーっと歯を押されているような感覚。
「ああ、これこれ」と思い出しながら耐える。
意識が歯に向かないよう、手に爪を立てる。
歯が取れるのでは…と思う直前で終了。
すぐに口をゆすぐ。
麻酔の量によっては口からピュッと出ることがあるけど、今回はそれはなかった。
すぐに椅子が倒され、
「痛かったら言ってくださいね」と言われる。
いよいよ削られる。
麻酔は効いているだろうか。
ウィーーーーン。
ギーーーーーン。
あのイヤな音が響く。
痛かったらすぐ手を挙げられるよう、ぎゅっと組んでいた手をほどき軽く重ねる。
止めがちな呼吸を意識する。
スーハー、スーハー。
痛みはない。麻酔は効いている。
そうなると辛いのは音だけ。
耳栓?
いや、音楽を流せばいいのでは。
ワイヤレスイヤホンなら邪魔にならないはず。
先生が話しかける時には腕をトントンすればいいのでは…。
唇が乾いてきた。
器具が皮膚を引っ張ることがある。
でもここは美容科ではない。
もし唇から血が出ても耐えるべきなのか…。
耳の下が痛い。
そんなに大きく口を開けているわけではないのに、なぜ。
そんなことを考えているうちに、治療は終了。
麻酔も適量。
腕のいい先生でありがたい限りです。

