ある日、偶然帰り道が一緒になったママ友さんと話しながら歩いていた。
すると、その人の電話が鳴った。
ごめんね、と言いながら電話に出ると、
時々、フーン、へー、ホーと相槌を打っている。
それを聞きながら、ふと思い出した。
息子が幼稚園に入ったばかりの頃のこと。
幼稚園から「ママ友セミナー」のプリントが配られ、同じクラスのママさんから一緒に出ませんか、とお誘いがあり、行ったことがあった。
「ママ友セミナー」という名前だったかは、ハッキリとは覚えていないが、幼稚園ママ同士の付き合い方のコツのような内容だった。
講師の方は50代くらいのノリのいい派手目のオバチャン(失礼)
「ママ友の中には自慢してくる人もいますよね。そういう人の話はハヒフヘホで対応すればいいんです。
娘がテストに合格した、ハー
海外旅行に行った、へー
何言われても、ハーヘーホーって言って流しておけばいいんですよ」と。
一緒に行ったママさんと、さすがにあの対応はできないよね、と笑っていた。
このセミナーのことはすっかり忘れていたのだが、思い出した。
なぜなら。
ここにいたのだ。
リアルにハヒフヘホで対応している人が!
もちろん相手が自慢話をしていたのかどうかはわからないが、しっかりとハヒフヘホで流していた。
思えばそのママさんは誰とでもそれなりに話をする方だ。
だから本当は苦手な人にはそういう対応をしているのかもしれない。
わからないけれど。
それにしても、あの時笑い飛ばしたハヒフヘホのママ友マニュアルをこうして使っている人がいるとは。
あの時の講師のオバチャンもびっくりするのではないだろうか。

